サトリと覚醒

とある転換の予感

結婚しない還暦男

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ブログをすっぽかして、また1ヶ月以上経ってしまった。この間いろいろあって、副業の自治体の事務の仕事で70ぐらいの会長や会計の老害ゾンビによるパワハラを体験し、自律神経がいかれてストレスで血圧が以上な数値になって下がらないという苦難に見舞われたりしていた。とりあえず、問題解決の見通しはたったが、今月いっぱいは総会資料の作成などで忙しそうだ。

昨日は、日曜の昼に茹でておいたスパゲティの麺の残りでしめじ、玉ねぎ、ハム、バジル、黒胡椒の大盛りパスタを食べた。U-NEXTで『結婚できない男』を見ながら。2006年の作品で、阿部寛もまだ若い。『まだ結婚できない男』(2019年)と見比べると「老けたな」と思う。
昔は独身貴族という言葉があったが、今は死語か?現代は、『あえて結婚しない』という選択は当たり前のものになりつつあるかのような気もする。
ちなみに、私の周囲には、老いた親の面倒見ながら結婚せずに同居している、という人が幾人も周囲にいる。
「8050問題」や「9060問題」という言葉があるが、引きこもりの人たちは潜伏しているのでなかなか認知できないが、田舎で暮らし、さらに介護関係の仕事をしていると、〈仕事しながら独身で親の面倒見ている人〉を普通に多く見るので、何か考えさせられるものがある。かくいう自分もその一人だが、最近、近くに部屋を借りて『通い介護』に切り替えようかと思っている。同居していると、どうしても甘えや依存が生じやすく、お互いの独立性が尊重されづらい気がする。

ちなみに自分で作るパスタは、量も味も栄養価もコンビニより優れている。コストパフォーマンスももちろんだ。
私は親との食事は日曜祭日の親が弁当が休みの日にだけ一緒にしている。一人分を作り一人で食べるのが好きなのだ。(この当たり、ちょっと引きこもりっぽいような)


一人の時間がないと生きていけないタイプの人間というのはいる。私にような人間には、現代の風潮は隠れ蓑になるありがたさもある。